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斉藤の発言にドキドキしていた碧。
お、男の人と‥‥‥エッチ?
す、凄いなあ斉藤くん!
なんてドギマギしていた碧を神林が子供扱い。
そりゃ、ドキドキしていたけど子供扱いされるほど碧だって子供ではない。
「ぼ、僕を子供扱いしないでください!」
なんて強気で言ってみたが顔が赤いとは碧本人は気付いていないから、強気発言は神林と斉藤からみたら可愛い子供の強がりに映る。
「顔、真っ赤だぜ?碧はキスもまだだからな。刺激が強すぎたな」
斉藤は真っ赤な顔の碧を可愛いなって微笑ましく思った。
キスもまだだからな‥‥斉藤の言葉に碧はカチンときて、
「ば、馬鹿にしないでよ!キスはしたもん!‥‥‥あっ、」
勢い余ってキスをした事を口にしてしまい碧は慌てた。
「えっ?碧、キスしたのか?誰と?」
斉藤はガッツリと喰い付いてきた。
まさか碧が?
純な碧の相手が気になる!
碧に手を出す女子が会社に居るのか?と興味津々。
そして、キス発言を聞いた神林は相手が西島だと直ぐに見抜いていた。
へえ、西島やるなあ‥‥‥とニヤニヤ。
「あ、あの、僕、あの、」
相手が西島とは言えずに碧は挙動不信。
「どこの課の子だよ?教えろよ碧!」
斉藤は碧に詰め寄り、詰め寄られた碧は少しづつ後ろに下がる。
「あの、ぼく」
ど、どうしよう!なんて誤魔化そう。
焦る碧。
「斉藤くん、がっつき過ぎ!」
神林が斉藤の襟首を掴み引き戻す。
「碧ちゃんにだって秘密にしたい事あるよ。斉藤くんだってセックスの相手は秘密だろ?」
神林に止められ、碧はホッとする。
「神林さんは気にならないんですか?碧の相手!」
「別に?ほら、碧ちゃん仕事始まるよ?斉藤くんは預かるから行きなさい」
「は、はい!斉藤くんをよろしくお願いします」
碧は神林に頭を下げて部屋を出た。
バレずに済んだと碧はホッとしながら自分の課へ急いだ。
「ちぇ、碧の相手知りたかったなあ」
つまらさそうな斉藤。
「そのうち分かるよ、で?斉藤くんはベッドに寝ていく?寝不足なんだろ?」
「え?いいんですか?使っても‥‥‥‥って、神林先生、碧の相手知っているんですか?」
「秘密」
神林はウインクすると斉藤をベッドへと寝かせた。
◆◆◆◆◆◆
「あれ?斉藤くんは?」
佐々木は西島がいる課に顔を出す。
「佐々木、お前仕事してんのか?」
迷惑そうに西島が対応。
「してますよ。‥‥‥あれ?碧ちゃんもいない?」
キョロキョロしながら碧も探す佐々木。
こいつ、佐藤が目的かとイラッとくる西島。
「すみません、戻りました。」
タイミング良く碧が登場。
途端に佐々木の鼻の下が伸びる。
佐藤、タイミング悪いぞ!
西島はハラハラしてしまう。
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