アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
十八
-
言って良いのだろうか?
だって、斉藤くん、ちひろさんの事かっこいいって……
でも、他に恋人いるみたいだし、それに大事な事を聞かなきゃダメだもんね。
「さ、斉藤くんが教えてくれるなら」
そんな条件を出してみた。
同じ会社の誰かと医務室でエッチな事をしていた斉藤。
誰なのか気になる。
「えっ?何を?」
「斉藤くんの相手………あの、医務室で、ぼく、その……声を聞いちゃって」
みた。とは言えない。
「あー、碧あの時居たんだ」
斉藤はニコッと笑う。
「気になる?」
斉藤に聞かれ頷く碧。
「佐々木部長」
「えっーーー!」
思わず声が出て、碧は慌てて周りをみる。
誰も居ないみたいでホッとした。
「言ったんだから碧も!」
詰め寄られた。
や、約束したもんね。自分だけ言わないのはズルイ。
「西島……部長」
小さい声で名前を言った。
「はっ?まじ?」
予想外の名前…… いや、予想していたかも知れない。
西島は碧をやたらと可愛がる。
たから、名前聞いてもショックじゃない。
「う、うん、まじ………あの、斉藤くんもほんと?佐々木部長と」
「まじだよ?部長とはいっぱいエッチしてる」
平然と答える斉藤に碧の方が赤面してしまう。
ひゃあ、エッチいっぱいって……医務室も佐々木部長だったんだ。
「碧、顔真っ赤だな。想像しちゃった?」
赤面してモジモジしている碧が可愛く見える。
うん、凄く可愛い!これなら西島部長も好きになるかな?
そう納得した。
「キスマーク、西島部長かあ………すげえな、あの人、真面目かと思ってた。俺が誘っても殴られただけなのに、」
斉藤は思い出したように頷く。
誘った?
碧は誘ったという言葉にドキッとした。
さ、誘ったの斉藤くん?
「あ、ごめん、何もなかったよ。たぶん、その頃から碧が好きだったんだな」
碧の不安そうな顔に気付き、余計な事を言ったと反省する斉藤。
「で、キスだけ?最後までしてないの?」
斉藤にもう一度聞かれ頷くと、昨日の鼻血事件を話した。
「あははは、まじ?可愛い碧!」
笑われるのは覚悟して話したものの、やはり笑われると恥ずかしい。
「そ、そんな笑わないでよ。だって、裸………見慣れてないもん」
真っ赤になり俯く碧。
「だよな、確かに西島部長の裸は鼻血もんだと思う…………あ、で、デカイ?西島部長のチンコって」
ひゃう!
ストレートな質問に碧はクラクラくる。
そして、素直に俯く。
「わあ、やっぱ、デカイんだあ。じゃあ、碧、セックスする時、痛いかもな?」
その言葉に碧は飛びつく。
「斉藤くんも、痛かった?」
ガシっと斉藤の手を掴んだ。
「あ、ちょっとな。だってケツの穴って元々は出す専門じゃん?チンコって良く入るよな」
あははと笑う斉藤。
えっ?ケツの穴?
「えっ?えっ?お尻に?」
碧はプチパニックだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
191 / 639