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二十六
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「んんっ……あっ…」
西島が上下に手を動かす度に甘い声がもれる碧。
ちひろさん……が僕のを……
西島の掌が自分のを掴み、上下に揺らす。
きもちいい…。
素直な感情。
自分でするよりも数倍気持がいい。
碧だって、少しはマスターべーションの経験はある。
兄達にちゃんと抜かないと男はダメだから!って言われてた。
でも、やった後の喪失感や後悔がきてしまい、あまりしない。
西島にされているのはちっとも嫌じゃなくて、それよりも、もっと…もっと、触ってって心が要求している。
ちひろさんの指やっぱり綺麗。
綺麗な手が僕を気持ち良くしてくれる。
「碧、気持ちいいか?」
そう聞かれ、何度も頷く。
何度も頷く碧が可愛い。
大きな瞳は自分を見ていて、ピンク色の頬に柔らかい唇は薄く開き呼吸が激しい。
もっと、気持ち良くしてあげたいと動きを早める。
「あんんっ、」
ぴくっと少し身体中をピリピリしたものが流れた感じがした。
さっきよりも気持ちがいい。
そして、クチュクチュと音がしているのに気付く。
先端から液が垂れている。
その先端を親指でグリグリと押された。
「ひゃあっああん」
今度はビクンと大きな電流みたいのが身体を流れた。
ゾクゾクする。
呼吸が凄く荒く、碧は前のめりになる。
だ、だめ、これ以上はだめ、
「ちひろさん、め、だめ、」
首を振って西島の手を掴む。
でも、西島は止めるどころか、碧のおちちんちんの先端を舌でベロリと舐めたのだ。
「やあっ」
初めての感触。
そして先端を軽く口に含み、チュウチュウと吸い出した。
「あっ、あっ、あああっ、」
やめてと言いたい。汚いですよと言いたいのに、身体は気持ち良さを優先するみたいに西島の頭に身体を曲げた。
まるで西島を抱きしめるみたいに。
碧、可愛い!
碧のモノを舐めるのにためらいなんてあるわけがない。
ずっと、こうしてみたかった。
いま、分かった。
子供だと言い聞かせないと碧をもっと前に無理矢理にでも抱いていた。
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