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どわぁぁ~
雄叫びをあげそうになるのをグッと我慢した。
マシュマロみたいに柔らかそうなお尻。
ぷりっぷり、
エビみたいな表現が似合う。
み、見てはいけない!
西島はシーツをかけ直し、パンツをなんとか履かせた。
後は……
シャツを着せるだけ。
なのに、躊躇する。
碧の身体のラインがシーツ越しに分かるのだ。
なんか、もう、いたいけな少女にイタズラしているアラサーオヤジにしか見えない。
「か、神林、ヘルプ」
結局は神林に頼んだ。
「ほらよ、シーツ変えるから碧ちゃん抱っこしてろ」
神林に碧をパスされ、抱き上げたまま、シーツの交換を待つ。
それにしても碧は軽すぎ。
チラリと碧に目をやると、熱のせいで頬がピンクだ。
か、可愛い……
と思った後に西島はブンブン頭を振る。
自分は佐々木と違う人種だ!と言い聞かせるのだが、
言い聞かせる時点で既に仲間じゃないのかと目眩を感じた。
「おい、何時まで碧ちゃん抱っこしてんだ」
シーツ交換はとっくに終わっていたようで、西島は慌てて碧をベッドへと寝かせた。
「解熱剤が効いてくると思うから安心しろ」
神林に肩を叩かれ、頷く。
「明日、会社休みで良かったな。碧ちゃんと丸一日一緒に居れる」
神林にニヤリと微笑まれ、
「だから佐々木と一緒にするな!」
「はいはい、んじゃ、帰るわ」
神林はヒラヒラと手を振る。
「わざわざ、悪かったな」
一応は礼を言う西島。
「いや、テンパるお前見れたから帳消しな」
「は?テンパってないし!」
「はいはい、西島部長はテンパっておりません!そんな部長に朗報。碧ちゃんはちゃんとむけてるぞ」
肩をポンと叩いて神林はニコッと笑う。
「はあぁ?」
西島の反応は驚くというより、見やがって!という反応。
「あ、座薬1つ使ってるから、次使う時は5~6時間空けろよ」
「は?座薬?んなのいつ?」
「着替えさせる時に」
西島はきっと碧の裸を想像したんだろう。
顔が真っ赤だった。
「それじゃあ西島部長アジャアジャファイティン」
神林は玄関へと向かう。
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