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パタンとドアが閉まった。
鍵を掛けに行ってため息を吐く。
ど、どんまい俺!
ドキドキが止まらない。
ぷりケツとか見てしまったし、神林から収穫……いや、聞いてもいない情報を聞いた。
子供には興味なんてない!
自分に言い聞かせて寝室に戻る。
入った瞬間に神林が使った座薬の空が目に入った。
はうっ!
どこに入れるかをつい、想像して顔が火照る。
いかん、いかーん!
西島は風呂場へまた走った。
もうぅ、まだ子猫を保護した方がマシだった。
まあ………子猫みたいだけどな。
西島はシャワーを修行僧みたいに浴びた。
******
ポスンと軽い何が碧の上に乗ってきたので、目を覚ます。
「諭吉」
ぼんやりした視界に諭吉。
「にゃ~ん」
諭吉が鼻先を舐めてくる。
心配してくれてると碧に伝わってきた。
「だいじょうぶだよ」
諭吉を撫でようと手を伸ばす。
カチャとドアが開く音が同時だった。
ペタペタと足音と共に西島が入ってきた。
部長………
視線を向けて碧は、
一気に熱が上がるような衝撃を受ける。
下着姿の西島。
ボクサーパンツに濡れた髪を拭きながら床から何かを拾っている。
ぶちょーっ
後ろ姿を見つめる碧。
綺麗な背中。
引き締まって、腹筋もそれなりに割れてて、
ぶちょう……EXIL〇みたい。
なんて碧は思った。
綺麗な身体。
成人した大人の身体を見せつけられ、碧は自分との差を思い知らされて、ちょっと落ち込む。
にゃ~ん、
諭吉が鳴いたので西島が振り向いた。
碧は慌てて目を閉じる。
こちらへ来る気配。
ドキドキする。
そして、フワリと手のひらが自分の額に触れた。
ぶちょーっの手があーっ、
触れた手が次に頭の上に。
そして撫でされた。
「早く、熱下がるといいな。頑張れ」
西島の言葉が碧の耳に届く。
ドキドキ、
ドキドキするよ夏姉ちゃん!
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