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恋って何それ?美味しいの?
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「頭上げるぞ」
氷枕を持って戻って来た西島は碧の頭の下に枕を置く。
「熱、つらいな」
西島は碧の額を触る。
部長ーっ、
碧は西島を直視出来ない。
ドキドキするから見れないのだ。
裸も見たし、見られたし、
たった1日で、こんな事に!
朝までは想像出来なかった。
「ポカリ飲むか?」
そして西島の優しさにも沢山触れられた。
こくんと碧が頷くと、ポカリにストローをさして、飲ませてくれる。
大丈夫か?って沢山聞いてくれて、
碧は、
部長大好き…
って、心で呟き、
自分の感情に驚く。
ちがうよ。
優しいから好きで、
カッコイいから憧れるんだもん。
碧はポカリを飲み終わると、
「部長……側にいますか?」
なんて聞いてみた。
側にいますか?
潤んだ瞳で言われたら、頷いてしまう。
「もちろん」
そう答えたら碧は微笑んで、
「良かった」
言葉にすると、目を閉じた。
か、可愛い!
側にいますか?って可愛い事を聞いて、眠った碧。
可愛いってもんじゃない!
この可愛さは殺人レベル。
可愛すぎて死ねるかも知れない。
西島は毛布を出してきて、碧の側で眠る事にした。
本当は抱きしめて眠りたい。
いや、俺は佐々木とは違う!なんて、また悶えながら夜が更けてゆく。
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