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佐々木は大人しくしているだろうか?
斉藤が居るから口説いたりはしないだろうけど、
西島は気になるので寝室の方へ。
近づくにつれて聞こえてくる声……
でも、何か変な……
「ああ、上手いなあ……良い子だね、あおいちゃん」
佐々木?
「そうそう、腰を振って……可愛い顔して、淫らだね。ずっと欲しかった?」
腰を振る?淫ら?
足音とたてないように西島は近づく。
「あんっあーっ」
「可愛いよ、あおいちゃん!ほら、足もっと開いて」
「あああんっ」
まさか!まさか佐々木!
西島は勢い良くドアを開ける。
真っ赤な顔を背けている碧と、
ノートパソコンを食い入るように見ている斉藤と、
恥ずかしがる碧をニヤニヤしながら見ている佐々木の姿があった。
「さーさーきー」
西島はパソコンのキーを押す。
「あー、何で消すんだよ!」
文句を言う佐々木。
「何を見せてるんだ!」
ジロリと佐々木を睨む西島。
「ロリコンあおいちゃんシリーズ!部長とオフィスでハメハメどっきゅん」
佐々木はパッケージを西島にかざす。
そのパッケージを奪い取り佐々木の頭を角で殴る。
「いってぇ」
殴られた頭を押さえる佐々木。
「こんないかがわしいモノを見るんじゃない!」
「いーだろ!健全な成人男性なんだから」
「ダメだ!佐藤はまだ未成年だし、病人だろーが!」
「え~、でも碧ちゃん18歳未満じゃないし、社会人だろ」
「それでもダメだ!」
西島は他のDVDを手にして、
「アニメにしろ」
と斉藤に渡し、中身を変えるように指示する。
西島は真っ赤な顔をして俯く碧をチラリと見る。
ガン見していた斉藤とは違い、
きっと慣れていない。
そう感じる碧の反応。
可愛いと思ってしまった。
童貞かな?って、つい考えてしまって自分を殴りたくなった西島である。
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