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「本当、お前は………呆れてモノも言えん」
西島は斉藤の額を指で弾く。
「お前とはする気ない」
ハッキリ言う西島。
そんな西島に、
「お前とは。って言葉が引っかかります。誰かセックスしたい人居るんですか?」
そう聞く斉藤。
その突っ込みに西島は一瞬、碧のピンクの乳首が脳裏に過ぎり焦る。
あー、もう!違うだろう!と自分突っ込み。
「それに普通は男同士気持ち悪いとか言ったりするのに、部長はそこは否定しませんよね?じゃあ俺にだって権利ありますよね」
ニコっと笑う斉藤。
あああーっ!コイツは!
「部長、俺と寝てみません?」
「断る!」
西島、即答。
「どーしてですか!」
「理由を一々、お前に言う義務はないぃぃ!」
西島は斉藤の両方の頬を同時にギューッとつねる。
「いたひ、いたひ~」
思いの外、力が入っており斉藤は痛がる。
「俺を追い出した理由は斉藤とSMプレイする為だったか、楽しそうだな」
真後ろで佐々木の声。
西島は振り返り佐々木を睨む。
「SMなんかするか!コイツが佐藤を襲おうとしたからだ!」
「なにぃ!俺の碧ちゃんをか!」
「えっ?あ、だって碧、可愛いから」
ギロリと佐々木にも睨まれ斉藤焦る。
「あ~分かる!」
頷く佐々木を西島は殴りたい衝動にかられた。
「でしょ?ロリ女優あおいちゃんに似てるし、つい」
テヘッと笑う斉藤。
コイツも、もう一発殴りたい!そう思った西島。
「そうなんだよなあ。あのアダルト見た時にビックリしたもん~だからシリーズで借りてるんだよ」
腕を組んで頷く佐々木。
「碧に似てるから見てるんですか?」
「そうだよ、俺はバイだもんよ。碧ちゃんはストライクゾーン」
「へえ~さらりとカミングアウトするんですね。それをネタに脅されたりとか会社とか気にしないんですか?」
斉藤は感心している。
「バイだからって会社クビにはならないし、脅しとか気にしないよ。あと、それで離れる奴も気にしない。現に西島知ってるけど普通だし」
佐々木はチラリと西島を見た。
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