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しかも!諭吉と一緒に猫動画を見ているのだ。
諭吉に話し掛ける所とか見たら胸がきゅーーん!ときてしまう。
僕と同じだ。
諭吉に話し掛けたり、猫動画を楽しそうにみたり、同じ…………
碧は嬉しくなった。
スーツを着て仕事をこなす西島も憧れるが、こんな風に寝そべって猫動画を見るラフな格好の西島もすごーく、好き。
胸がきゅん、っと高鳴る。
西島にきゅんきゅん、していると、いつの間にか下が萎んでいた。
良かった~!
碧はホッとする。
部長が可愛すぎるから!
一緒に見たいなあ~
起きたふりしようかな?
なんて考えていると、諭吉が碧の方を見た。
諭吉は碧が起きているのに気づき、こちらへやってくる。
「諭吉、佐藤は寝てるんだから邪魔したらダメだぞ」
声を掛ける西島の声が優しい。
諭吉はモフンとベッドに乗る。
そして、シーツの中にモゾモゾと入ってきて、顔をペロペロ舐めてきた。
く、くすぐったい!
悶える碧。
西島は悶える碧には気づかず、猫動画をまた見始める。
ペロペロ舐められ、体勢をゴロンと変えると、勢いがあまり、
「あ、」
短い声を出して、ベッドから落ちてしまう碧。
見事に西島の上に落下。
何が起こったか西島も碧も一瞬分からなかった。
もきゅ、と上からシーツごと碧が落ちてきて、
西島が体勢を変えて頭からかぶったシーツを取ると碧とバッチリ目が合ってフリーズした。
碧を咄嗟に抱き留めたみたいで腕の中に彼が居たのだ。
互いに見つめ合ってしまった。
結構長く見つめ合っていたと思う。
互いに見とれていたと言っても過言ではない。
部長………カッコイい!
碧の感想。
いきなり佐藤が降ってきた!寝けているのか?それとも……
佐藤、もしかして………………甘えているのかあ!
ドキマギする西島。
神林が言った抱っこしてやれ、を思い出した。
寂しいのかな?
他人の俺に甘えるくらいに。
抱っこって、ぎゅーってしたら良いのかな?
なんて悩む西島の上に諭吉がボスンと乗り、衝動で碧をぎゅっと抱きしめてしまった。
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