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好きになってもいいですか?4
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*****
ん?
あれえ?
遅くないか?
西島は側に置いているデジタルの時計を見つめる。
碧が風呂へ入って、結構経つ…………
心配になる西島。
ちょっと様子を見に行こうかな?と、風呂場へ。
諭吉もトストスと軽い足音をさせて着いて行く。
磨り硝子から様子を見るが、水音さえもしない。
「佐藤」
声を掛けてみる。
が、
返事はない。
うーん……
まさかとは思うが、
「中でのぼせとるんやない?」
諭吉の声。
やはり、そう思うか!
西島も、碧が中でのぼせているんじゃないかと思っていた。
「佐藤、開けるぞ」
西島はゆっくりとドアを開けて、そっと中を覗く。
静かな浴室でグッタリとした碧が居た。
やっぱり!
西島は慌てて碧の側に行き、
「佐藤、大丈夫か!」
と声を張り上げる。
碧は目を閉じたまま、何も言わない。
ヤバいかも!
頬を軽く叩き、もう一度呼び掛けた。
「ん………ぶちょお」
碧は目を開けて西島を見た。
「大丈夫か?」
その問い掛けに、
「ぶちょお、背中流します………」
と西島に手を伸ばしてきた。
「へ?」
碧はそのまま、また目を閉じた。
と、取りあえずは湯船から出さなきゃ!
タオルを持ち、碧を湯船から出すと抱き抱えた。
*****
ん、あっつい……
碧は暑さで目を開けると西島の顔が直ぐ側にあった。
ぶちょお?
じーっ、と西島を見ていると、
「ほら、ポカリ」
と口元にストローの感触。
喉が乾いてた碧はそのまま飲む。
冷たくて美味しいなあ。
なんて、碧は味わいながらに飲んでいる。
ポカリを飲む碧を見て西島はホッとした。
良かった………!
寝室のベッドへと碧を運んで、扇風機をあて、ポカリも用意して様子を見ていたのだ。
元気そうに見える碧。
一時はどうなるかと!
で、ホッとしたら、今まで気づかないものが見えてきた。
そう、碧は素っ裸!
タオルで包んでいるが、露出度は高い。
碧が少し動く度に肌の露出度が上がるのだ。
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