アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
好きが止まりません!7
-
「な、なんのことだ!」
「この調子で頑張れよニッシー!」
諭吉は長い尻尾で西島の足をパシンっ、と叩く。
ね、猫にからかわれている‥‥‥‥。
落ち込みそうになるのを堪える西島。
◆◆◆◆
「美味しいです」
出来上がったハンバーグを美味しそうに食べてくれる碧。
もう、それでお腹いっぱいになりそうな西島。
碧の足元ではマグロをガツガツ食べる諭吉。
なんだろう?落ち着く!
ずっと、こうだったような感覚さえ覚えるくらいに碧も諭吉も、この部屋に馴染んでいる。
だから、
「明日は何食べたい?」
って、口にしてしまった。
明日!
部長、やっぱり明日も来て良いんですね。
「明日はオムライスがいいです!」
嬉しすぎて、図々しいかな?なんて考えれなかった。
元気にリクエストをしてしまった碧。
「いいよ」
ニコッと微笑んでくれる西島。
神様!僕は凄く凄く幸せです。
◆◆◆◆◆◆
食事が終わると碧も片付けを手伝った。
でも、碧は時計が気になり始める。
泊まりたい。なんて、まだ、言えるわけもなく、時間が過ぎていくのを止めたいと真剣に思う。
テレビを見ていても気になる。
ダメ、ダメ!
こんな時間も貴重なんだから!
リビングにソファーはひとつ。
そう、せっかく、同じソファーに座ってテレビを見ている。
凄く貴重な時間。
ドラマを見ているのだが、碧は半分以上は見ていなかった。
あぁ、やばいなあ。
西島は碧とは違う意味で気になる事があった。
ドラマの流れがベッドシーンになりそうなのだ。
キスがやたら長い!
碧に見せて良いものかと思ってしまうのだ。
急にチャンネル変えると意識していると思われそうだし。
くそ!なんで、ドラマなんて見てしまったんだよ!
バラエティ番組とかあるだろう!
ソワソワしている内にベッドシーンに突入。
下になっている女優がエロい声を上げだす。
うわあぁ!
チャンネル変えるか?
と、思った瞬間。
肩に重みを感じた。
碧が西島に寄り添ってきたのだ。
のわあぁぁー!
さ、佐藤!どうした!
肩に感じる碧の体重と体温。
ま、まさか、佐藤!挑発されたか!
い、意外と大胆だな。
あ、いや、違う!
そういえば、佐藤は寝ぼけながら好きって言ってきた。
あれは、恋愛感情の好き?
ど、どうしよう!
やばいくらいに心臓がウルサイ!
碧を意識しだしたら心臓が激しく脈打つ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
134 / 639