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「山口上がったよ、って何してるの?」
「んー?」
お風呂から上がってきたツッキーは髪を拭きながらベッドに腰掛けた
「ツッキーはさぁ、」
「なに」
長いまつ毛、細い眉、スラッとした鼻筋
綺麗な唇、透き通った肌、綺麗な瞳
「女の子の方が好き??」
「え?」
僕は携帯をスライドさせた
「手術、いくらかかるのかなーって思って」
どれも高いものばかり。
まぁ、安くはないと分かっていたがここまでとは……
「……あれ?どうしたのツッキー?」
無反応なツッキーの方に振り返った
「いや、どうなんだろ、両方いけるのかな?」
曖昧な反応だなぁ……
なんて思いながら僕はまた指を動かした
僕が女の子より優れている所はどこだろう?
ツッキーとの時間?ツッキーを知り尽くしている?
ツッキーを誰よりも愛してる?
多分どれも違う。
女子には無くてで僕にはあること、それは
ツッキーに生かされていること。
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