アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
【跪いて足をナナメ】 3
-
ナナメは腕と足を組んだままヨコを見下ろす。
「この俺を待たせるとはいい度胸だね」
「...はい?」
「はい?じゃなくて
申し訳ございませんでしたでしょ」
ナナメの口調がおかしかった。
これはただ事ではないらしい。
ヨコは冷や汗が背中を伝うのを感じながら
また硬直した。
「言えよ」
「..も、申し訳ございませんでした...?」
訳も分からずヨコは謝った。
ナナメは、ああもう、とソファに背を預けた。
「疲れた。舐めて」
「へ?」
ナナメに片手を差し出される。
ヨコは思わずナナメを見上げると舌打ちをされ、えもいわれぬ感情が込み上げて泣きそうになった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
21 / 52