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説明しよう
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何故嫌われているのか、なぜ嫌われているのか、ナゼキラ
ワレテイルノカ、ナゼ…………ダメだこれ以上はゲシュタ
ルト崩壊を起こしかねない!
俺には理由が分からないが、通行人は俺とすれ違うと決まって顔を見る。指で指す奴もいる。
え、俺なんか悪いことしたっけ。
顔は長い前髪で隠れているのに……。
もうこれ以上考えても仕方ない気がするから、学園のこと
について話そう。
俺の通う私立秋桜学園は全寮制男子校である。休日には外
出もできるが、外出許可証が必要でそれがなんかもう記入
欄とか多くていろんな過程があってああああってなる感じ
のやつなんだよ。……やつなんだよ。
だから休日に外出するやつはほとんどいない。
んで、俺もその中に含まれる。
まぁ、必要なもんは敷地内に店とかあるし大抵あるから困
らないんだよね。
え、なんでそんなもんが敷地内にあるかって?
この学園が、すごい金持ちだからだ。寮とかすごいのである。
まぁそれは後ほど。
そして、最も大切なこと。この学園では、同性愛というものは普通になっている。まぁ、こんな山奥の閉鎖された空間じゃ、わざわざ女の子を求める方が苦悩なのだろうな。天国かよぉぉ!
ちなみに俺はノーマルだからね。
さらに幼稚園からエスカレーター式だから、そもそもここの奴らは女というものを知らん。いや知ってるけど知らんのだ。だから必然と恋愛対象も男というわけさ!
非常に素晴らしい話だ。
だがな、忘れてはいけないこと。それは、俺が嫌われ者だ
ということ。手は出されないけど暴言は吐かれる。
影でいうヤツと、そうじゃないヤツ、どっちも。
だから俺の学園生活は、天国ときどき砂漠みたいな感じ。
あれ、伝わってないなこれ。
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