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救世、主…………?
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よくよく見てみると、割と整った顔をしているその男は、
ゆっくりと俺に近づいてきた。
「もうあの子達もいなくなったみたいだし、君のこと犯る
必要も無いんだけど…………、こんな状態で目の前に出さ
れたら、ねぇ…………? そういうことでしょ?」
あぁ、忘れてた。こいつも下衆なんだった。
こういうことに協力している時点でもう駄目だというの
に、仲間の男に蹴りを入れていたことでこいつは何かが違
うんじゃないかとか、少しでも助かるかもなどという期待
を抱いた俺が馬鹿だった。
そして先程の男のようにこの男もまた俺の上に乗るのだ。
身長は俺とあまり変わらないようだが、拘束は隙がなく、
先程の男のように筋肉筋肉していないといっても、やはり
筋肉がバランスよくついていて体格も普通と比べればい
い。
つまり、勝てない。
「じゃあ、始めようか。」
勝てない!しかしな!
「っ……、」
「ちょっとおい、暴れないでよ。」
俺が抵抗を見せると、頭を地面にぐっ、と押しつけられ
た。
「そういうことされると困るからさ、大人しくしててよ。
抵抗しても意味無いってこと分かってるよね。」
分かってるさ。ああ分かってるとも。
でも大人しくヤられる奴がどこにいるか!
俺はそう思って抵抗することを止めずに、暴れた。
「…………まあ、いいか。」
次の瞬間、ずるりと下げられる俺のパンツ氏。
いや、そんなふざける余裕とか実際ないけどもうふざける
しかないぐらい追い込まれてるんだよねっ!!
本当に本当に、追い込まれているのだ。
下げられて足首のあたりにあるパンツが枷のようになって
うまく足を動かせなくなった。下半身がスースーする。
ん?あれ、待てよ。俺の今の格好、大分キチガイだね。
「ふぅん………?いい眺め、そそるね。」
そして俺の上に覆いかぶさってくる男。と思ったら、前髪
を引っ張られて顔を上げさせられると、真横に男の顔があ
って向き合う形にさせられた。
「うーん、顔は……普通。」
「余計なお世話!!!」
しまった。図星なことを言われてつい口が勝手に。
「君あの有名な根暗くんでしょ?思ってたより普通だった
んだね、顔。前髪切ればいいのに。」
お前には関係ない!と言ってやりたいがここでキレられて
も非常に困るので、ぐっと喉の前で止める。
「まぁ、お話はここまでにして、そろそろね。」
前髪から離された手は代わりに俺の乳首を弄り始める。
「触んなっ!」
「あれ、ここじゃ感じないか。ノーマル?」
「お前と一緒にするな!そうに決まってる。」
「へぇー、希少だな。余計燃えてきた…。」
完璧に墓穴を掘った俺氏。オワてる(´^p^`)
「じゃあ下の方がいい?」
「ひゃいっ、まじっ……やめ、」
男は耳の近くでそう囁いた。耳が極度に弱い俺は、ついつ
い反応してしまう。
「あらら?耳弱いの?」
「ひっ……」
そう言うと楽しそうに耳を舐めてくる男。背筋がぞくりと
した。
もうやだ……。何で俺がこんな目に。
そんなとき、男は腰に触れてきて、そのまま尻の方へとス
ライドさせていく。
な、なんかまずい。このままだと確実に前、前を触られ
る!これは自意識過剰などではない。と思う。
だって手がするする移動してるんだもん!前にな!
え、え、どうする。どうしよう!?
よし、叫ぼう!
「うおぁぁあああああ!やめろおぉおお!」
「は?」
「は。」
え?
なんか声が一つ多かった気が……。
恐る恐る後ろを見てみると、
「なに、この状況。」
ミルクティー頭がいたとさ。
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