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どう説明をすればいい…って証拠があるんデスね…。
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マーロウの言葉にピキーンと固まってしまう。
思考も体も何もかも。
冷や汗さえ流れ出ないとか、どれだけの動揺か。
悠希は遠い目をした。
確かにマーロウ博士にある程度の話はしようと思ってはいたが、まさかの愛の営みを見られていたとは。
一体何処から見ていたのだろうか?
チラッとマーロウを見ると、彼もこちらを見ていた。
特に眉間に皺を寄せて奇妙なモノを見ているという風ではないが…。
「お~い、聞いてるかい?交尾してたよね?」
「え、いや、そのっ」
ここに来て思考が回転を始めた。
どう話そうか誤魔化そうか、そしたらどうしたら良いのか?
「あ~そんな誤魔化そうかとか思わなくてもいいよ?」
「えっ?」
「こんな素敵な愛の行為を否定したくないからね!!何回も見ちゃったよ~ほら、これ」
そう言って博士がパソコンを開いてこちらへ向けた。
ややあって起動したパソコンの画面には…。
喘いでいる自分と興奮してのし掛かるハンターの姿。
動物観察用の監視カメラが仕掛けてあったらしい。
まさか他の角度から客観的に自分の痴態を観ることになろうとは…。
「ひ~ーーーーーーーッ!!!!!」
悠希にハンターが覆い被さり腰を力強く打ち付けている映像が。
「…っ」
これでは否定など出来るはずもなく。
「…こ、交尾、しました…」
羞恥に顔を赤く染め、認める悠希だった。
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