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セッティング完了なのデス…。
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悠希は外へ出ると一度大きく溜め息をついた。
それから覚悟を決めると「おーい、ハンター!!」と叫びながら歩を進めた。
警戒心の強いハンターなのでカメラを設置すると気づかれてしまうのでは?と心配もしたが、やってみなければ分からない。
それに第一に、それをしなければ博士に自分とハンターの交尾を観察して貰えないのだから。
悠希は森を入ると、前回交尾をした場所へと向かう。
そこには見えない位置に上手くカメラが仕掛けてあった。
「このカメラに見られていたんだ…。全然気がつかなかった」
気がつかれては野性動物を扱えない。
悠希はカメラを自分の体に擦り付けた。
こうして少しでもハンターの警戒心を解ければいいと考えての事だった。
それから四つん這いになると、横から見える位置になるべくアップになるように、もうひとつは後ろからのアングルを撮れる様にした。
自分で仕掛けておいて恥ずかしい事この上ない。
スイッチをオンにして、これで博士に映像が届いているはずだ。
悠希は意識をカメラから逸らすと、再びハンターを呼んだ。
「ハンター!!!どこに居るの~?!帰ってきてよーっ!!寂しいよーっ!!」
悠希が大きな声で叫ぶと、声は森へと木霊する。
これだけ叫べばハンターに聞こえているはずだ。
すると少し離れた位置から遠吠えがする。
ハンターだ!
「ハンター!!帰ってきて~!!!」
もう一度叫んでから悠希はその場で、愛しい狼が現れるのを待った。
見られてしまう。
自分とハンターの人間と獣の異種の禁断の交わりを…。
本当は嫌なはずなのに、もう直ぐハンターがここへ戻ってきて、交尾をする…それをじっくりと観察されるのかと思うと…。
「…どうしよう。アソコがキュンキュンしてきちゃったぁ…」
あの愛する狼との快楽を体が思い出し、無意識に疼き始める。
心と裏腹に体は交尾を求めていた。
そして、目の前の木立の向こうから大きく逞しい狼が姿を現した。
「ハンター…あっ」
悠希の股間は熱を持ち、早くもゆるく勃ちはじめていた。
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