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第2章 彼との出会い(キヨside)
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キヨside
はあ、はやくいかねぇーと完璧これ遅刻だよな…w
ま、なんでか知らねぇけど俺ヤンキーって思われてるみたいだし遅刻したって大丈夫かw
キヨ「にしても…学校なんて面白いこともないだろーな~…」
ボソッと呟き俺は歩き出した。
すると前から前髪で片目がすこし隠れた男が俺に近付いて来ていた。
キヨ(待ったこれ…ぶつかるよな…!)
そう思ったのも束の間思った通りぶつかった。
俺はつい、いつもこーすけに言ってしまってるからか、少し?態度の悪い声が出た。
キヨ「いってぇなー…」
すると、俺にぶつかってない方の子が泣きそうな顔でぶつかった相手の心配をしている。
でも、ぶつかった方は先に誤った方がいいと思ったのか、俺に誤ってきた。
フジ「すみません、俺が前を見ずに歩いていたから…」
なんだ、案外ちゃんとした奴じゃんw
ってそんな事よりなにか返事しないと…
キヨ「いや、俺は全然大丈夫。そっちこそ大丈夫かよ?」
と、俺は返事を返した。するとそいつは笑顔でこう言った
フジ「ああ、全然大丈夫ですよ!」
って、返事をされた。…なんでかは解らねぇけど、こいつが今、嘘を付いているってことは分かった。
キヨ「なら良かった。じゃあ俺行くから。」
そう言って俺は学校の方へ歩き出した。
フジ…か…面白そうだな。
男に興味なんてなかった俺が初めて男に興味を持った瞬間だったのかもしれない。
だけど、この時…俺が話しかけに行ったりしなければコイツの心を傷付けなくてすんだのかもしれない…だけど、それに気づくのはまだまだ先の事だった。
彼との出会い(キヨside)end
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