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ん
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まったく岡村はとんだ変態だったな。
ああいうタイプがむっつりとかいうんだろうないやむっつりはもっと恥じらいとかある感じでひた隠しにして性的なことを感じさせないんだけど実は、って奴だから岡村は隠さない分もっとわけわからないな。というか俺のオナ画像なんか何に使うんだ?まさか自分のオカズにしようってことはないだろうなあいつノーマルだったような気がするし。
あぁなんだか今日は散々だった首藤くんには厄介ごと押し付けられるし委員長はあんなだし岡村もあんなだし普段はもっと呑気な日常送ってるはずなんだけど厄日かな、なんてうだうだ考えながら食堂に着くと丁度首藤くんも近くのトイレから出てきたので適当に挨拶を交わして食堂内に入った。
自慰のあとって超眠くなるタイプなんだよね俺。今日は岡村がいて気が動転してたからさっさと行動できたけど、普段だったらそのまま寝ちゃうのが定番だ。
今この瞬間思い出したかのように眠気が襲ってきてふぁっと欠伸を漏らした。
「なに、この俺と一緒にいんのに欠伸なんかしちゃうの?親衛隊長さんは」
嫌みたらしいことこの上ない首藤くんは今日も元気に俺様だ。
食堂内は眠気もぶっ飛ぶくらい騒がしくなりそれぞれ噂が飛び交う。
俺と首藤くんが一緒にいることはままあり、会長様に信頼されている優秀な親衛隊長という素晴らしい名声を得ている俺は鼻高々だ。俺が親衛隊長になったときはまことしやかに淫乱だとかドMなんだとかいう噂が流れたのだが、当時の会計さんが面白がって「いや待てよ、彼はまず本当にネコなのか!?もしかして首藤を犯したいと思っているクチかもしれないぞ…」なんて言い始め、周りも、確かに奴はパッと見抱かれるより抱く方が合ってるよなとかそもそも首藤の親衛隊って殆ど杉原に傾倒してるしなんなら可愛い子とヤり放題じゃんとかざわつき始め、すっかり俺がネコなのかタチなのか談義にすり替わった。
首藤くんに好意を抱いてる人達も俺が彼に色目を使ってないのが分かるのか一緒にいても何も言わない。かくして俺は「よくわかんないけどまぁアイツなら大丈夫だろ」ポジションになったのだ。
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