アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
つづき
-
先輩はそれから少しこちらを気持ち悪がるような表情を見せたが思ったよりも余裕なのが見て取れた。面白くない俺が先輩の局部を刺激するとわずかに眉をひそめて何かに耐えるような顔をするのが思いの外良い。余裕ぶっているのか俺に焦っているのを悟られないようポーカーフェイスを保とうと努力しているのか、そう考えると俺の愚息はどんどん大きくなった。
いいのだ。今、俺が望むすべてのことを彼にするだけの時間がないのはわかっている。せいぜい俺が射精して、俺のザーメンを先輩の顔面にぶっかけて、あわよくばそれを写真に撮って脅してフェラさせるのが限度だろう。
この余裕な顔が歪んで俺のちんこで喉を突かれながら嗚咽を漏らす姿はさぞかしイイだろう。嫌がる彼を組み敷いて、何なら暴れる肢体を殴りつけて、散々卑猥で汚くて心の奥まで抉り嬲るような罵詈雑言を叩き付けた後に泣きわめく彼をめちゃくちゃに犯すハメ撮りを保存して、それを毎日無理やり彼自身に見せながらオナニーしたい。
「めちゃくちゃ下衆い顔してる」
一人で妄想して悦に浸りながら扱いている俺を現実に引き戻すように、俺の下にいる先輩が言った。先輩はどこかつまらないものでも見るような目で俺を眺めていた。それが今はますます俺の嗜虐心を煽る。
「かっこいいでしょ」
「…………俺の知ってるかっこいいとは違うかな」
「貧相な概念しか持ってないんだね」
「正気かよ」
俺は手を早め自分の絶頂を促した。今めちゃくちゃ先輩にぶっかけたかった。何なら口の中に精液放り込むのも悪くないと思ったので「先輩口開けて」と言った。先輩は少し間をあけて迷惑そうに顔をしかめて横を向いて逃げようとしたので容赦なく左手で顎をつかんでこっちを向かせた。
「無理無理無理無理無理無理」
急に焦り始めた先輩は必死にもがいて逃げようとした。俺は容赦なく「おら口開けよ」と言いつつ左手に力を込めて顎を圧迫した。一瞬俺を睨み付けた先輩の鋭い眼光も先輩を乱暴に扱っているのが俺だという事実もすべてが俺を興奮させる。
一度顎から手を放し頭部をわしづかみにして床へ打ち付けて「口」とだけ言って開口を催促するが先輩は言うことを聞かない。仕方がないので頭部を掴んだ手はそのままに俺のちんこを扱いていたほうの手で顎を掴み口を無理矢理開かせると先輩は信じられないといったような顔で顎を見やった後「あいききがいははあへあは」と言葉にならない音で俺を罵倒したが容赦なくその口にちんこを突っ込んでやった。
そうして喚く先輩の喉を何度か激しく突いてやると「んんッ…あがッあ」と下品な嗚咽が響いて、間もなく射精の感覚が起こったのでちんこを引き出して先輩の鬼気迫る顔面にぶっかけた。その光景はもう筆舌に尽くしがたく、信じられないといった表情で瞳を揺らす先輩は儚く脆く、それでいて潰してもまた戻ってくる硬すぎず柔すぎないボールのような柔軟性と、粉々にしたいのになかなか崩れきらない硝子のような不思議な蹉跌感、俺の衝動を引っ張り出す何かを直感した。
「………やばい」
無意識にそう呟くと明らかに目の座った先輩が「自覚してるなら今すぐ病院行けよ」と言ってきた。
「先輩名前教えて」
「お前やっぱ中等部かよ」
「杉原先輩名前」
「黙れ変態」
そんな会話をしていると外からわずかに足音が聞こえた。「そこの倉庫です!」と聞こえたので外で待ってたはずの男が人を呼んできたのだろう。高等部の風紀に見つかって面倒を起こしたくなかった俺は舌打ちをして先輩の上から立ち上がった。立ち去る前にせめてもと首筋に噛みついてマーキングの跡を残した。
「また今度…」
そう言い残して俺はその場から逃げ出した。
それから彼を忘れた日はない。翌年高等部に上がると真っ先に生徒会メンバーに目を通したが予想に反して彼の姿はなかった。正直信じられなかったがすぐに彼を見つけることができた。何をトチ狂ったのか首藤会長の親衛隊長を務めていた。俺というものがありながら首藤会長に現を抜かす彼に酷く嫉妬心を燃やしたが、長期戦を覚悟しようと腹をくくって彼が隊長を務める生徒会長親衛隊に入隊したのがつい最近。
初めから最悪な印象を持たれると都合が悪かったので茶髪だった地毛を黒に染め、眼鏡をかけて、少し髪を伸ばして遊ばせ、彼に乱暴をした自分の姿を隠した。
「お、俺、生徒会長親衛隊に新たに入隊しましたっ!あ、中谷俊平ですっ!!」
「あー君が。なるほど話は聞いてるよ、しゅんペークンね。入隊面接で俺になら抱かれてもいいって言ってくれたんだって?」
「は、はい!めっちゃ憧れてます!あ、もちろん抱かせていただけるならそっちの方がよいです!あ、すみません!!他意はないです!」
「………えーと…いろいろツッコミどころあるね…君」
ファーストコンタクトは完璧だった。かわいい後輩像は築けた。正体も当然ばれない。
今日も散々油断した彼をめちゃくちゃに犯したいと思いながらも俺は初々しいキャラクターを演じつつ親衛隊の集会に参加している。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
48 / 57