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ワザとか!?あぁ?
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そもそも何で自分の部室入るのに
このガキらに気ィ使って入らなきゃ
いけねーんだよ。
プリントはいくら探しても見つからねぇし
段々怒りが湧いてきた。
俺の方をチラリと見た秋が、
「あ、ヤバいな。日野が事の理不尽さに
気が付いたみたいだ。取り敢えず謝っちゃお」
コソコソ近衛達に耳打ちしてるが、
丸聞こえだっーんだよ、秋の野郎。
人を頭の弱い子みたいに言うんじゃねーよ。
俺が耳、異常に良いの昔っから
知ってんだろ!
「す、すみません!日野先輩」
「マセンっス」
「ああ?謝る様な事やってたのか?テメーら」
「…………」
オイ……なんで黙る?
「日野」
「……今度、何か部室で妙な事やってたら
タダじゃおかねぇからな。
分かってんだろーな」
「ひースミマセン、スミマセン!!」
「以下同文っス」
(なぁ…………仕返しじゃねぇよな?)
――近衛、
お前が踏んでるソレな、
俺がさっきからずっと探してるプリントだって
知ってた……か?
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