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なんてこった……
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「戸神」
更に耳元で囁くと身体が硬直したのが
ダイレクトに伝わってきた。
くくくっ、面白い。
唇が触れて、向こうが
一瞬体を離したのを強引に
腕を首にかけてそのまま開いた口に
舌をねじ込む。
「ッ!!」
口に広がる鉄の味。
野郎、舌噛みやがった。
「痛てーな……」
「ア、アンタなんか!!!」
動揺を隠しきれないのか
さっき以上に真っ赤で息の上がった
戸神は俺を一発平手打ちして
走っていきやがった。
その目には薄ら涙すら浮かんでいた
のを見て俺は我に返った。
―――何、やってんだ!?俺。
男にキスするとか……しかも
相手はあのクソ生意気なガキの戸神とか。
あり得ねぇよ。
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