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Scene 10
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カフェ。
拓馬 待ったか?
創一 い、いえ、今来たところです。
拓馬 嘘つけ。氷、溶けきってるぞ。(笑う)
創一 あっ!
拓馬 (呆れて)お前ってホント、お目出度いくらい素直だな...
創一 すみません...
拓馬 何で謝るんだよ。俺には謝らないんじゃなかったか?(笑う)
創一 それとは、別です!
拓馬 まぁ、いいや...
創一 あの、それで、話っていうのは...
拓馬 俺、時間作れとは言ったけど、話あるとは言ってないよな?
いや、話したいことがたくさんある...
創一 えっ?あっ、じゃあ...
拓馬 別に理由はないけど、ただお前に逢いたかっただけだ。
創一 えっ?
拓馬 って言ったら嬉しい?
創一 冗談...ですか...
拓馬 おい、落ち込むなって!
そう、落ち込むな!
拓馬 誰も冗談だなんて言ってないだろう?
そう、冗談じゃないから!
創一 じゃあ?
拓馬 落ち着けって!
そう!落ち着け、俺!
拓馬 落ち着いて俺の話聞いて欲しい。
創一 ...はい。
拓馬 昨日あれから、馴染みのバーに行った。そこに元カレがいてさ、散々諭されたよ。俺はもう既にお前のことが好きなんだって。それを認めろってさ。
創一 藤崎さん...
拓馬 でさ、ここに来る間中考えた。正直、高梨のこと好きかどうかわからない。だから、しばらくプライベートで付き合ってみないか?ただし、一つだけ条件がある。
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