アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
Scene 18
-
翌日。
携帯のコール音。
創一 もしもし...
拓馬 あっ、創一?おはよう。
創一 おはようございます、拓馬さん!早いですね、何かありましたか?
拓馬 お前さ、今日の予定決まった?
創一 いえ、特に決めてないです。
拓馬 じゃあ、うち来ないか?
創一 えっ?いいんですか?
拓馬 いいんですかって、いいに決まってるだろ?飯作ってやるからさ、食いに来いよ。
創一 わかりました!って、拓馬さんち、俺知らないです。
拓馬 そっか...じゃあ、メールに住所送っておく。創一の都合いい時間でいいからな。
創一 わかりました!
拓馬 じゃあ、待ってる...
携帯切る。
もう...後には引き返せない。何があっても、この決意は変わらない。
時間経過。
キッチンで料理を作る音。
玄関のチャイム。
インターホン越しに。
拓馬 はい?
創一 創一です。
拓馬 今鍵開けるから。そのまま上まで来てくれ。
創一 わかりました。
インターホンを切る。
ドアの開閉音。
拓馬 迷わないで来られたか?
創一 何とか...(苦笑)
拓馬 ここ、結構入り組んでて複雑なんだ。まぁ、わざとそういう部屋を選んだんだけど。(笑う)
創一 そうなんですか?
拓馬 ほら、男の嫉妬と執念は恐いから!(笑う)
創一 ...そういうことですね...(笑う)
拓馬 飯、出来てるぞ。飲みながら適当に食うか?
創一 あっ、これ...
拓馬 ん?クリュッグって、お前、無理しただろう?
創一 昨日拓馬さんにご馳走になったし、それに...
拓馬 ん?
創一 部屋に呼んでもらえたお礼です。
拓馬 そんなこと気にしなくていいのに...
創一 あっ、すぐ飲めるように冷えてるの出してもらいました。
拓馬 じゃあ、開けてくれるか?
創一 はい!
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 30