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Scene 19
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シャンパンを開ける音。
グラスに注ぐ音。
拓馬 じゃあ、乾杯...
創一 ...はい...
グラスを合わせる音。
創一 これ全部拓馬さんが作ったんですか?
拓馬 ああ、意外だろう?
創一 そうですね。料理するイメージはないですね。(笑う)
拓馬 そのギャップがいいんだって!
創一 確かに!(笑う)いただきます...うん、旨いです!
拓馬 だろう?(笑う)創一...横座ってもいいか?
創一 あっ、いいですよ。どうぞ。
拓馬 ん、ありがとう...
何だ...?昨日までと雰囲気違うぞ...
創一 昨日、あれから飲み直したんですか?
拓馬 いや、ママと少し話してから帰った。
創一 ママ、何か言ってました?
拓馬 何?
創一 いや、昔から拓馬さんのこと知ってる人に、俺はどんな風に見えたのかと思って。
拓馬 褒めてたよ。創一なら、何があっても大丈夫だって...
創一 それって、褒められてるんですかね...
拓馬 多分...
創一 多分って...
拓馬 (キスする)...
創一、黙って拓馬のキスを受け止める。
拓馬 創一...俺...ごめ...
創一 謝らないで下さい...謝られたら、何か悪いことしてるみたいじゃないですか...
拓馬 いや、だけど...
創一 大丈夫です、俺...何があっても大丈夫ですから...
もしかして...俺が決意したのと同じように、創一も決意してここに来たのか?
拓馬 創一、来い。
創一 拓馬さん?
俺は創一をベッドルームに連れて行った。
拓馬 止めるなら今だ。もしお前が俺を止めないのなら...俺は何があってもお前を抱く。
創一 拓馬さん...
拓馬 返事は聞かない。黙って俺に抱かれろ...
創一 ...はい...
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