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Scene 25
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ドア開閉音。
ママ いらっ...
郁 拓馬さん!久し振りぃ~!(抱きつこうとして創一に気付き)...来たね。
拓馬 おい、いきなり喧嘩吹っ掛けるなよ。
郁 そんなことしないよ。僕は創ちゃんと楽しく飲みたいだけ!ねぇ、いいよね?
拓馬 創ちゃんって...いつからそんな親しい仲になったんだ?
郁 今!(笑う)ほら、乾杯乾杯!
拓馬 乾杯って、何?
郁 拓馬さんと創ちゃんが、本当の恋人同士になれて良かったねぇ~っていう乾杯!
拓馬 何だ、そりゃ?
郁 だって拓馬さん、創ちゃん、僕超えたでしょう?
拓馬 郁...
郁 二人見てたらわかるよ。もう僕の入り込む隙間、一ミリもないもん!創ちゃんがどれだけ拓馬さんのこと思ってるか、悔しいけど僕じゃ敵わない。だから永遠の恋人っていう称号、創ちゃんに譲るね!
創一 郁さん...
郁 でも創ちゃん、良く拓馬さんに抱かれる決意したね。
拓馬 郁、頼むから露骨な話は...
創一 大丈夫、拓馬さん。俺全然平気だから。自分でもビックリでしたよ。(笑う)
郁 だよね?僕が創ちゃんなら絶対無理!
創一 えっ、そうなんですか?拓馬さんに抱かれてみろって俺煽ったのに?
郁 人の事はなんとでも言えるもん!
創一 ええーっ、マジですか?
拓馬 なぁ、だから言っただろう?乗せられただけだって。(笑う)
郁 だけどそのお陰で、今の二人があるんでしょう、違う?
拓馬 いや、それはそうだけど...
郁 だったらちゃんと感謝しなさい!(笑う)
創一 俺はすげぇ感謝してます。あの時郁さんに背中押してもらったから決心着いたし...何より、拓馬さん諦めないで済みました!
郁 だよね?こんな優しい元カレいないよ?(笑う)
創一 本当にありがとうございました!
郁 さてと、これ以上お邪魔しちゃ悪いから、僕は退散するね!あっ、そうだ、これ!
拓馬 ん?何だ、これ?
郁 グランベリーグループの永久割引パス!お家もいいけど、たまにはラブホで気分転換して盛り上がっちゃって!(笑う)
拓馬 あ、ああ、悪いな...
郁 言っとくけどそのパス、大臣クラスのvIPにしか出さない貴重なパスだからね!絶対失くさないでよ!
拓馬 ええーっ!そんなのもらえない!
郁 いいのいいの!大輔さんから二人へのお祝いだって!遠慮しないでもらっちゃって下さい!(笑う)
拓馬 ...ありがとうな...大輔さんによろしく言ってくれ。
郁 うん、わかった!じゃあ、創ちゃん、またね!
郁、バタバタと出て行く。
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