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何度も何度も
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社会人×社会人
(嘔吐、坐薬)
「うっ……ふぅ…ふ……うっ……」
君が洗面器を抱えてどれくらいが経っただろう
最初は身体が熱いと言って
熱を計ると表示されたのは37.8度という微熱であったのに
しばらくして
寒い、気持ち悪いと言われ
熱を計り直すと40.0度まで上がっていた
それから
仕切りに気持ち悪いを連呼し続け
結局、吐いた
最初はトイレに行って吐いたのだけれど
ベッドに戻ってはまた吐き気が出現しトイレへを何度か繰り返し
見兼ねて、洗面器を枕元に置いてやった
何度もえずいて吐いて
君は何度も何度も洗面器を握っては少量の物を吐き続けた
そして、吐くものが尽きてしまい
吐き気だけが残り君は洗面器を離せなくなった
「まだ、吐きそう⁇」
君を支えながら背を優しく撫でてやると
君はふぅふぅ言いながら首を軽く縦に振る
さて、困った
このまま吐き続けたら
君は脱水を起こしてしまうし
脱水が心配だからと飲み物を飲ませばそれを吐いてしまうだろう
どちらにせよ、君は辛い目を見る
病院に行って薬をもらうのがいいだろう
そう思い、君を病院に連れて行く
君は終始洗面器を抱え
車の中で吐いて
病院の受付の時も吐いて
会計、薬の処方の時にも吐いた
吐くとはいっても吐くものなんて無いから
胃液のみで胃液すらなくなり緑色の胆汁も吐いた
やっとのことで家に戻って
ベッドに沈み込む
しかし、洗面器は未だに離せず
横になっては起きをずっと繰り返している
「薬、挿れよっか…」
病院で処方された坐薬
白色の先の尖ったそれは肛門にさせば良いらしく
効き目も早いらしい
挿れてやろうと君の尻に触れれば
君はふるふると首を振る
「自分、で…や…る……」
そう言って、ズボンをおろすことすら許してくれない
こんな状態で自分で挿れるなんてできるはずないのに
でも、そんなやってやる、自分でやるの言い合いで君の体力を使わせるのもよろしくない
俺は君にじゃあといって坐薬を手渡した
見られると恥ずかしいからとか君がいうから
俺はその場を少し離れた
「ん……ふっ……うっ……うえっ……ふっ………」
挿れようとしながらも動くたびに吐き気がでるのか
坐薬と格闘する声とえずきが聞こえる
何分かたって、君が助けの声をだした
「ごめん……いれて…ほしい……」
そう言って渡された坐薬は先の方がどろりと溶けていた
何度やっても上手くいかず
入っては出てきて
挿れようと試みては吐いてを繰り返していたのだろう
君の尻を俺の方へ突き出すような体位に変換する
その動きに君はまたえずいて
ズボンを下ろし
下着を下ろし
ぷるんとした可愛い尻が露わになる
突き出されたところにぐっと坐薬を挿れると
「はぁん……」
と君は艶かしい声を放つ
奥まで挿入し
ズボン、下着を着せると
布団を丁寧にかけてやる
君は何とも言えない感覚にもぞもぞと尻を動かすのが布団越しにわかった
それから、何分かして君の吐き気はおさまり
目をつむり、心地よさそうな寝息をたて君は眠った
眠る君にキスをする
苦しむ君は見たくないから
少しでも楽になったのだろう君を見て俺はほっと胸を撫で下ろした
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