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助け
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律『ただの紙だよ。』
内心パニックだがあくまで知らないふりをする。
風馬『おまっ、ただの紙って…。』
拾って内容をみようとする。
律『ッッ?!ちょ、見るな!! 』
取り返そうとしても背丈からして届かない。
風馬『これって、なんの書類だ… ?』
運悪く見られたのは、俺が今まで働いた内容と金額。
もう取り返す力さえない。
風馬『これ全部お前がっ…?』
律『見るなよ…頼むから』
燐に言われたらどうしよう…
いや、燐以外に言われたとしても俺はまたあんな真っ暗な暮らしに逆戻りどころか抜け出せなくなる。
そんな考えがぐるぐると頭の中を周り
目に涙が浮かんできたその時、
?『その手から紙を離せ。
そして見たものは記憶から消しされ。さもなくばその頭吹っ飛ばすからな…?
出てけ…。』
あまりにも声が低すぎて会長は大人しく出ていったが、俺は逆にその声を聞いて落ち着いた。
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