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変化
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律『俺…鳴海が好きなんだ。』
陽斗『うん、知ってる。』
律『あいつが…雫が来なければたぶん、
俺の気持ちに変化は起きなかったのかも…』
陽斗『変化…?』
律『今までは話すだけでも満足で…けど今じゃ
傍にいなきゃ、俺以外に触ってるのも他のやつが鳴海の目に入ってるのも苦しい…。』
陽斗『…。』
律『俺、こんな人生から逃げたいって思ってた。
でも俺が逃げると大切なものが…大事な約束を守れなくなる。だから逃げられなくて、、、』
たぶん陽斗には意味は伝わってはいないけど
察してくれてるはずだ。
律『唯一の生きる気力が鳴海で。
でも雫に何言われたかは知らないし、何を考えてるかわからないけど鳴海は雫のそばにいることを選んだ。前に俺は鳴海にリコールはしないでくれと言った。だからそれを守るために…なのかな。』
陽斗『そんなことを頼んでたのか…』
律『でも、キスまでとかw
おまけに鳴海は教室に来ても俺の目じゃなく
雫を見た。それで腹立ったんだよ…』
陽斗『だからキスなんて…』
律『鳴海だって雫とした癖に…
なんで、あんな苦しそうな顔ッッッ!!!!!
俺だって苦しかったのに…』
陽斗『気づいてたの?!鳴海の顔』
律『当たり前じゃん。』
陽斗『まぁ、そうか』
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