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子供のように
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鳴海『…チッ』
かなりご立腹のようだ。
律『なる…『雫、なにやってんだ、ぁあ"??』…』
雫『なにって、、なんかしてなんかっ!!』
鳴海『お前の分際で嘘つくのか?』
はっきりいって怖かった。
雫『嘘なんかっ!!!な、なぁ?!律!』
鳴海『お前如きがそいつの名を呼ぶな』
そいつ…か。
…腹立つ。
雫にも、鳴海にも…女々しい自分にも。
ボーッとふたりを見ていると話が進んでいた。
雫『ッさっきから聞いてりゃぁ人のことをバカにするような言い方ばっかり!!!!なんなんだよっ!』
鳴海『バカを馬鹿にしてなにがわりぃんだよ』
雫『うっせー!!!!!!
あんな丸っきり嘘な約束まで信じやがって!!!
馬鹿なんじゃねぇーの?!』
鳴海『…この野郎…
殺す…』
鳴海が雫を殴ろうとした瞬間に俺は鳴海より先に
雫に回し蹴りをして吹っ飛ばした。
その後驚いている鳴海に向き合う。
俺の目からは涙が溢れそうになっている。
静かに側まで歩いていって拳を握り思いっきり殴ろうとすると、目を瞑り身構える鳴海。
その姿にとうとう涙が頬を伝う。
ぽすっ
優しく鳴海の胸に拳を当てる。
強い衝撃ではなく優しい拳に驚き目を開ける。
鳴海『ッ?!!!!』
律『…う…ぇ…ヒッグ…ふぇぇ…グスッ…バカぁぁ…』
子供みたいに泣きじゃくる俺の姿に驚いていた。
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