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ハーフ!ハーフ!
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「おはようございます」
「おはよう、いつもありがとう。
毎日貴方のような素敵な人が
迎えに来てくれるなんて、
うふふ、とっても嬉しいわ」
「いえ。こちらこそ」
「もし面倒になったらそう言って?
気を使わなくって良いから」
「面倒だなんて、とんでもない。
こうやって奥さんの顔を見れるだけで
どれだけ幸せな気分になっているか。
こちらこそ僕の毎朝の楽しみですから
奪わないでやって下さい」
それは本心以外の何者でもない。
心の癒しとはこの事だ。
「いやん、もう!桐江君たら」
「あ、遅くなるわね?呼んでくるわ」
「ハイ、お願いします」
「覚士さーん、
桐江君がお迎えに来てるわよ」
こうやって毎朝繰り広げられる挨拶は
もはや恒例行事となっている。
出待ちから昇格して、家に迎えに
行きだすこと数週間。
すっかり顔馴染みになって、四堂君が
出てくるまでの間、色々話すようになった。
相手はご想像の通り、四堂君のお母さん。
美人で若く明るくて、しかもハーフ!
全くもって非の打ち所がない。
話してると顔が緩んでくるのは
仕方がないというものだ。
だからって
不倫とか全然そう言う感じじゃないけどね。
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