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燐と騰蛇
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「可愛い私の燐……」と
口を塞がれ、舌を絡める
クチュ、グチュ、チュプ
二つの唇が離れるとき、
銀色の糸が二つの舌を繋ぎとめており、ポタッとと床に落ちた……
「どうして、俺だったの
俺は、ただ……の人間だったのに……」と
燐は、騰蛇に問う
「燐……我は、十二神将の一人……疎(うと)まれし神……
燐、お前の前世で我と
出会った……
詳しい話は、まだ、できぬが、
我が半身となったお前と我を別(わか)つことは、
最早できぬ
やっと、お前を手にいれることができたのだ……」と、
再び燐は、騰蛇に口を塞がれたのだった……
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