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命
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「茜……騰蛇はどこにいったの?」と聞くと
「十二神将の神々に会いにおいでです
あとは、眷属の蛇達の食事と贄の人間を攫いにいかれております」と茜は、燐に説明する
「贄の人間……孕ますために攫うの?」と
燐は、表情を固くすると
「眷属の蛇たちは、不老不死ではありません
騰蛇様と燐は、神のため 永遠の存在と言えますが、私を含めた眷属は、違うのです 」と
茜は、語ったのだった
「この子は……」と
燐が腹の中の児を腹越しから撫でる
「騰蛇様は、十二神将のお一人、燐様はその伴侶のため、消滅はあり得ません。
しかし、騰蛇様と燐様の御児は、神であり不老不死ですが、神でも消滅することは あり得ますから、
お気をつけください」
と茜は答えのだった
そのとき燐は、騰蛇の気を感じた
「お帰りなったみたいですね」と茜が呟いた時には、
燐は、騰蛇の腕の中にいたのだった
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