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親の借金!?
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綾「やっと帰った………」
なんだかんだ言って1時間くらいいたんじゃね?
綾「ったく、いくら蒼の頼みでも
女装はありえねーよ、しかもキャバクラ…
女友達とかたくさんいるんだから
そいつらに頼めばいいじゃねぇか…
あのバカ、ほんとに何考えてんだよ…」
いや、勉強ではバカじゃなかったな…中学の時なんか常にオール5だったっけ?
俺はと言うと、ほとんど3だった
だがしかし!
こんな俺だが英語と音楽だけは優れているのだ!
まぁ、これは置いといて…もう寝よう明日もバイトだ……
………ピンポーン…ピンポーン……
……………今度は誰だよ……せっかく人が寝ようとしているのにさ!
……この時間だし郵便じゃないよな…
綾「はい、どちら様ですか?」
?「こちらは姫綺綾瑠さんのお宅で
お間違えないでしょうか?」
綾「はい、そうですが…えっと…何か?」
てか、こんな時間に男(後ろにいかにもヤバそうな雰囲気の、黒人ガチムチ黒スーツにサングラスが2人)3人で何の用だよ…
俺何かヤバイことしたっけ?
金貸「実は我々貴方のご両親に
お金を貸しておりまして、
その返済が現在滞っており音信不通、
更に行方がわからないんですよ
そこで、連帯保証人になっている
貴方の所に来たと言うわけです」
綾「えっと、里親の方ですか?」
金貸「そうです」
綾「…えーっと……つまり、俺の親の借金を
俺が変わりに返済しろ…と、いうことですか?」
金貸「はい、率直に申しますとそうなりますね」
おいおいおいおい!マジで!?マジかよ!?
そんな笑顔で言うことかよ!何してんだよ俺の親!
こんな俺を引き取って大人になるまで育ててくれたのは嬉しいけどよ、勝手に連帯保証人にすんじゃねぇよ!
ってか、いくらなんだよ!いくら借金してんだよ!
綾「……あ、あのー…」
金貸「はい」
綾「…き、金額の方は………いくらに…」
金貸「利子も合わせますと、2億5000万になりますね」
綾「…………………………………」
金貸「姫綺綾瑠さん?」
綾「…え?ちょっと、えー!?」
金貸「大丈夫なようですね
まぁ、こういう理由で、今すぐ全額お支払いください」
綾「い、今すぐですか!?」
金貸「はい、なにしろ5ヶ月程滞っているので
こちらとしても、そろそろ限界なんですよね」
いやいやいや!無理にしまってるでしょ!
こんなアパートに住んでいる俺がそんな大金持っているわけねぇだろ!
綾「えっと…今すぐにはちょっと…」
金貸「そうですか…では、仕方がありませんね……」
はぁ、よかった……なんとか時間を延ばせs…
金貸「Hey take it」
え、take it……?つ、連れていけ!?
綾「ちょっと待ってください!…んぐっ…」
ま、マジかよ…薬で眠らされて連れていかれるなんて、何処のファンタジー世界だよ…
綾瑠はそんなことを思いながら意識を手放した
誰か…助けて………
………………お兄ちゃん………
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