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家
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風「はい、到着」
目の前で見るとやっぱりでかっ!つーか車庫広っ!それに車庫の中に高級車が3台も並ぶと存在感半端ないなー……
風「兄貴いると思うから先に材料持って入りな、
綾瑠の荷物は俺が持って行くから気にするな」
綾「それは悪いよ、俺もやる」
風「俺ら腹ペコなんだよなー、早く食べてぇなー」
うっ…そんな目で見るなよ………
綾「あー!分かったよ!
うまいの作ってやるから待っとけ!」
サンドウィッチだけどな!
風「楽しみにしてる」
綾瑠は、材料の入った袋を風翔から受け取りながらそんなやり取りをしているとドアが開いた
ガチャ
雷「おかえりなさい、2人とも」
綾「た、ただいま?」
風「おーう」
雷「何故疑問形なのですか?
これから此処は貴方の家でもあるのですよ?」
綾「あー、何か実感なくてさ」
綾瑠は両手に袋を持ち苦笑しながら雷翔の方に向かった
雷「いきなり過ぎてですか?」
綾「うん」
雷「そうですか、でしたら早く慣れてくださいね」
綾「努力する」
雷「クスッ…袋、1つ持つので下さい」
綾「ありがと」
雷「いいえ、どうぞ入って下さい」
綾「じゃあ、お邪魔します…」
ドンッ
!?…………何これ?行く手を足で遮るって……壁ドンならぬ脚ドン?
脚で通せんぼ?いや、そんな可愛い音しなかった…
雷「ではなくて?」
綾「えっ…?」
雷「お邪魔します、ではなくて何を言わないと
いけないと思います?」
こ、怖い!何時も通りの笑顔だけど何か雷にぃの背後からのオーラが怖過ぎる!
雷「貴方は自分の家に入る時に何て言いますか?」
綾「え…あーっ……とー………ただいま、雷にぃ」
………………………
雷「はい、おかえりなさい」
ほっ…良かった黒くない笑顔だ!てか、ただいまってさっきも言ったよな……?疑問形で言ったからか?それともお邪魔しますって言ったからやり直しとか?
綾「そういえば風翔から話は聞いてますよ
お昼ご飯を作ってくれるんですよね」
あー、忘れてた
綾「昼飯って言ってもサンドウィッチだけどな」
雷「充分ですよ、楽しみにしてます
では、キッチンに案内しますね
それから、簡単に1階の間取りを教えます」
綾「サンキュ」
雷翔はトイレや風呂、リビングを指さしながらキッチンに向かった
そして他の部屋は客人用だから入らないように、と言った
客人用の部屋は3つあるらしい
外装も凄かったけど内装も凄いな……
考えているうちにキッチンに着き雷翔は材料の入った袋を台の上に置いた
雷「キッチンは綾瑠使いやすいように
自由に物の配置を移動してもらって構いません
ですが、このコーヒー豆だけは
このままにして頂ければありがたいです」
綾「自由は分かった
だけど、どうして豆だけはこのままがいいんだよ?」
雷「何となくです」
綾「あー、そう」
雷翔は仕事があると言って2階に上がって行った
綾瑠はよし、と気合を入れ料理に取り掛かった
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