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桜の妖精の力 3
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ル「ヒュー」
風精「へぇ、意外と大胆ね」
蛇「桜の妖精、その考えは違っておる」
蛇神は桜の妖精の目をじっと見つめた
桜精「え…何が違うと…?」
蛇「力は制御出来るようにすれば良いだけのことだ
故にお主が近づいてはならない理由にはならぬ」
桜精「で、ですが…」
戸惑う桜の妖精だったが、蛇神は話を続けた
蛇「私と普通に話してくれようとしただけであろう?
互いに寿命は長いはず。気長に待つ故、いつか
私にお主から話しかけてくれぬか?」
桜精「蛇神殿…」
蛇「それに、最もは私が力を使わずとも
普通に生活が出来れば良いだけの話だからな」
ルフスがスゥーっと蛇神の胸に抱かれている桜の妖精の元に近寄り声をかけた
ル「良かったな、桜の妖精
だから大丈夫だって言ったろ?」
桜精「…うっ……ぐすっ……」
ル「えっ!?な、なんで泣くんだよ!
俺が泣かしたみたいじゃん!」
雪精「うーわぁー、ルフスが桜の妖精を泣かせたぁ
いけないんだぁー」
ル「泣かしてない!こいつが勝手に泣いてるだけだ!」
ルフスと雪の妖精が言い争っている姿を光の妖精と風の妖精はやれやれと、呆れた顔で見ていた
蛇「桜の妖精、泣くでない」
蛇神は人差し指で桜の妖精の涙を拭うと笑った
蛇「この様な私ではあるが、これからもよろしく頼む」
すると、桜の妖精は蛇神の手からすり抜け飛んだ。そして、応えた
桜精「はいっ!」
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