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絶対・必ず side水神&妖精達
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皓は自分の身長と同じ大きさの光の壁を作った
水「っ!!そう、それだ!もっと大きく出来るか?」
皓「契約した防壁を作れる妖精は、主を守れる
くらいの大きさの物を作れるようになるぜ」
媙「防壁でいいなら私も風で作れるよ、ほら」
訫「僕も、氷で良ければ!」
水「ありがとう、これだけあれば十分だ」
これで蛇神に近づける…あとはどうやって蛇神を元に戻すかだ……
孋「あ、あの!」
もしかしたら…私なら……
水「なんだ?」
孋「私、蛇神様を元に戻せるかもしれません!」
皆「!?」
私の…
水「誠か!」
孋「はい!私は真実の瞳、という能力が最近
開花しました。まだ不安定ですが、術などでも
聞けない程、奥深くの御心に近づけるかも知れません」
確かにそれなら試してみる価値は十分にある……だが…
水「妾にも今の蛇神の腹の底がどうなっておるか
分からぬ。黒いものを見ることになるかもしれぬぞ?
それでも良いのか?」
愛しい奴をこのような言い方をするのは心が痛むが、仕方あるまい……
孋桜は水神の言葉を聞くとクスッと笑った
孋「そのようなものがあったとしても
私達には関係ありません。
それに、水神殿はお忘れですか?」
水「何?」
水神は怪訝な顔を見せる
もしそれが想像以上でも関係ねぇ
だって、僕が
私が
俺が
孋「私達が認めた主ですよ?」
他の3人も孋桜の言葉に頷く
妖精達の顔は先程までと打って変わって、蛇神を…自分の主を元に戻すという気持ちで溢れていた
皆、蛇神のことを好いておるのだな。親として誠に嬉しいことだ。……だが、お前を1番慕っておるのは妾だがな
水「恵、お前は後ろに下がっておれ
万が一、負傷者が出た時のみ行動しろ」
恵「りょーかーい」
水「皓と訫、あと媙吹であったか。3人は孋桜を
守りながらゆっくりと蛇神に近づけ。よいな?」
皓「分かったけどよ、水神殿はどうするんだ?」
水「妾は恵に結界を張ってから行く、先に行け」
孋「分かりました、皆行きましょう!」
訫「うん、行こう…!僕が助けるんだ…僕が蛇神様を…
あんな風にしちゃったんだから!」
皓「訫、それは俺もだ
だからそんなに抱え込むんじゃねぇよ」
訫「皓…ありがとう」
媙「はいはい、お話は終わり!
ぐずくしてないでさっさと行くよ!」
皓「分かってらぁ!」
絶対助けてみせる!
助けてみせます!
必ずや助けてみせるぞ、蛇神。待っておれ!
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