アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
26重罪
-
「俺は家族を守りたい」
あの戦場での誓い
父に従い
父の死後は父に逆らった
だから
「この罰は甘んじて受けなければいけない」
それだけの罪を犯した
「はあっ!あっ!」
くちゅ
くち
ペニスを擦り自慰にふける黒
楊が帰ってくるのを待ちわびる
「あ…は…楊…俺の中もかき回して…っ!」
黒の剥き出しの下半身にまとわりつく白い竜
「楊の使役とは言え嫌な色だ…」
真珠のように輝く鱗に眉をしかめる
「この忌々しい髪と同じだ」
昔から自分の髪と瞳が嫌いだった
「翠や白の様な美しい髪と瞳が良かった」
老人のような白髪
「まあお前に愚痴を言っても仕方あるまい」
そのまま続けようとすると
「黒…」
竜が声をかけた
「我が友白竜が殺された」
「ぅぐっ!んん」
匂い立つ男のペニスを吐き気を堪えながら必死でくわえる
「戦上手の白竜様はこちらも上手なのですね」
笑いながら濡れた背中を撫でる
「紅め…かように美味なる物を味わっておるとは!」
「はあ…ああっ!」
ぐちゅっ
「ああ…声も可愛らしい」
指でアヌスを抜き差しし
内壁の締め付けを楽しむ
「ぐぅ…」
怒りを堪え
相手が満足するのを待つ
「悔しいのですか?あなたが本気を出せば我々など赤子も同然でしょう」
「その様なことはありません」
拳を握りしめ
「陛下。ご存分に」
腰を掲げる
「忠実なる従者よ」
黄帝は笑い
ずっ
「あぎっ!」
ペニスを挿入する
ずちゅっ
ずちゅっ
「ひあああああっ!ああっ!」
貫かれ揺さぶられる痛みに白竜は声をあげ
水の気を滴らせる
「ああ。甘い」
白竜の背中に舌を這わせ
楊が微笑む
「後で僕にも味わせて下さい」
「いやっ!あっ!紅!紅!」
腰を振る黄帝から腰を引き紅の名をよぶ
「まあ白竜様、こんな時は抱いている相手の名を呼ぶ物ですよ」
楊は楽しそうに笑い
「まるで陛下があなたを凌辱しているようではありませんか」
黄帝は白竜を後ろから抱え直し
足を開かせると楊は白竜の股間を舐め
ペニスをくわえ込む
「楊の口淫は蕩けるぞ。病み付きになるやも知れん」
「楊様もやめて!あああああっ!」
ちゅくっ
ちゅぷっ
ちゅるるっ
「ひゃうっ!あああーっ!」
楊にペニスをしゃぶられ
声をあげる白竜に容赦なく突き上げ
精液を注いでいく
「あう…」
下腹部を痙攣させ
精液を楊の中に放つ
「ふふ…美味でした」
妖艶に笑い
精液を飲み干す
「旨かったぞ白竜。お前の中は」
「は…」
体を震わせ
楊に跨がる
「楊様も存分に…でも紅には…」
「分かっています」
「約束を守っていただければ…」
俺が友にも言わなかった秘密を告白します
「楊の奴。私の許可なく白を呼んで!しかもあの豚に謁見させるなどと!竜の王を何だと思っている!」
紅が文句を言いながら寝室に向かう途中
「紅様」
「蓮様」
少しやつれた様子の蓮に呼び止められた
「白竜様の事でお話があります」
「あうっ!はあっ!」
ずちゅっ
ずちゅっ
「ふっ!そんなに締め付けて!僕を食い殺す気ですか?」
「熱い…こぅ…」
楊の手を取り
「紅…」
「僕は紅ではありません」
楊はペニスを抜き
精液を顔にかけた
「興ざめです」
「申し訳ありません」
顔を拭い
居ずまいを正す
「これから私が話すことは友にも、紅にも秘密にしてください」
「白竜…白が…」
白い竜の告白に黒は護身用の短刀を突き立てる
「ぎぃやああああっ!」
「楊が居なくて良かった」
ぐわっ
大口を開け
白い竜にかぶりつく
「ぎいえやあああっ!」
「こんな浅ましい姿を見せるわけにはいかないからな」
がりっ
ごりっ
ごりっ
「黒!黒!貴様白を!あの謀反人を庇うのか!私はお前の父…ぎゃあっ!」
「俺は今の白竜に仕える。白竜がそれに口をつぐんだならば俺たちも口をつぐむ。王の命令は絶対だ」
骨も残さず食いつくし
床の血も舐めとった
「全ては俺の胸の中に…」
「す…翠…」
いきなり声を出した青い竜に翠が襲いかかり
肉に噛み付く
「桜!見ちゃダメだ!」
緑が庇うも
「構わない。どんな姿を見せようと翠は僕の竜だ。どんな姿も美しい」
桜は青ざめながらも
気丈に見つめる
「桜」
「分かるかい?君たちを愛するために。あの男を殺すために」
僕は修羅になった
「な…」
蓮の連れていた黒い鱗の竜の話に
紅は絶句する
「分かる?あの人はどんなに高潔に見せようとも中身は僕らより醜い」
「私は新しい白竜の為に命を賭した。それは一族の為と思えば」
「あの白が…」
「白竜様。それは…本当なのですか?」
こちらを見据える白竜の黒い瞳に迷いも偽りもなく
「私はあの戦で父と側近を殺しました。そして皆を見殺しにしました」
大事な友を守るために
続く
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
29 / 53