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兄と弟2
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「一松、…一松はさ…」
おそ松が口を開く。トド松が小さく舌打ちした。
先を越されたのだ。
こういう時の長男は一番強い。
「…何?…おそ松兄さん」
不思議そうな一松の顔。おそ松の胸がツキリ、と傷んだ。
兄さん。
その言葉に何度縛られただろう。
「…ッあ、あのさ…」
「…だから何?」
この感情を抱いてはいけない事ぐらいとうに分かっていた。
一松の純粋な兄を慕う目が痛い。
ごめんな。
「…一松は俺の事…好き?」
只の兄でいたくない。
一松をぐちゃぐちゃに犯したい。
そんなワガママな俺を許して。
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