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佑樹side
「やべぇ!!早く帰んないと!!」
あのままドアにもたれかかりながら寝ちゃってたみたいで時計は6時を回っていた。
「あ、もしもし中井!?悪い?!今帰るから!え?いいよ、歩いて帰れる。大丈夫だって!じゃあ」
不在着信が大量に来てからな…帰ったら2時間は説教食らうな…
急いで生徒玄関へ向かうと、カラフルな集団がいた。
「じゃあコンビニ寄ってこうよ、青峰っち!!」
「あぁ?お前の奢りならいいぜ」
「昨日も奢ったじゃないッスか!!」
「なになに〜?黄瀬ちん、コンビニいくの〜?俺も行く〜」
「早く帰った方がいいのだよ。来週からテストなのだよ」
「硬いこと言わないで!緑間っちも行こうよ!赤司っちも彩絵っちも行くでしょ?」
「あぁ。たまにはいいかもな」
「わ、わたしもいいのぉ?」
「もちろんッスよ!」
あいつら…テツヤさんの気持ちもさつきちゃんの気持ちも知らないで…
黙って見てると階段を降りてくる足音が聞こえた。
M「ねぇ、ほんとに彩絵ってひどいよね。…あ、みてよ。またバスケ部の一軍の人達といるよぉ…」
A「ほんとだ。てゆうかさ、黒子君…だっけ?彩絵襲ったのって。」
M「うん。でもやるわけないでしょwあんなさえない子なんかにw」
A「さえない子で彩絵ってねw」
M「ちょwwwうまいそれwww」
あぁ…彩絵って子のクラスメイト…かな?
俺と目があった女子生徒達
「ぁ」
声を揃えて気まずそうにする。
あれか?俺も彩絵の事を信じてて、彩絵の事を好き…とえでも思ってるのかな?
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