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その日の部活終わりにテツヤさん花宮先輩達と部室で話をしていた。
佑「ほかの高校って、どこ来るんですか?」
花「あ〜…結構な強豪校だ。海常、秀徳、陽泉、洛山、あと桐皇と…最近出来た新設校の誠凛」
へぇ…キセキの世代たちのいる学校ね
原「さっき桃ちゃんが言ってたんだけど…近くで福田総合も合宿あるらしいよ〜」
福田総合ね…確か灰崎って奴が行った学校だよなぁ〜まぁあんまり関係ないかな〜
とりあえず…復讐を実行するならその合宿が最適だろう
花「…お前さ」
突然花宮先輩がそう言って作業していた手を止めた。
佑「はい?」
花「なんで黒子達の味方についた?こう言ったらあれだが…お前はその現場にいなかったんだろ?なら…普通信じないんじゃないのか?」
確かに花宮先輩の言ってることは正しい。
俺はどういう状況なのかとか見てないし、詳しくも知らない。
だけど…
佑「俺はテツヤさんたちを信じてるからです。そんなことする様は人じゃないってわかってますし…たしかに俺の勝手な想像かも知れません。でも、それでもテツヤさんとさつきちゃんは仲間思いで相手を思って行動してる。だからこそ、やってないって言えるんです」
まっすぐと、花宮先輩を見据えて言った。
花「ふぅん…なかなかいい子ちゃんじゃねぇの?…ま、それは嫌いじゃねぇ」
原「珍しいね花宮がそんなこと言うなんて」
俺のその話を部室のドアの前でテツヤさんとさつきちゃんが聞いてるとは知らずに、なかなか恥ずかしいことを言ってしまったのだった。
佑「大丈夫…俺が…居ますから。絶対に…守り抜いてみせる」
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