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「テツヤさんは…スポーツ用品店がいいですかね?桃井さんは…スイーツ専門店?」
「そうですね…あ…あの、やっぱりいいです。皆さんについていきます」
「えー?いいの?だってテツヤさん…」
そこまで言って俺は言葉を切った。
そうだ…今のテツヤさんはバスケから離れたいんだ。
あんなことがあったんだから当然か…
「…わかりました。じゃあ行きましょうか」
そう言うと桃井さんとテツヤさんは笑顔で頷いた。
「わぁ!凄い!可愛い!ねぇねぇテツ君!!このスカートとワンピース、どっちがいいかな!?」
「はぁ…そうですね…」
俺は2人から少し離れたところで中井と見ていた。
「一ヶ月後は日本か…」
「そうですね。」
「中井は?来る?」
「佑樹様が来いと仰るのなら」
「そっか。じゃあ来いよ。お前が居ると何かと安心できるし」
そう笑って言うと中井もはい、と笑って答えた。
「佑樹君!これ良くない?今度お金持ってまた遊びに来たいなぁ」
「さつきちゃん。貸して」
さつきちゃんからピンクのワンピースを受け取ってレジへと持っていく。
「はい。これ」
「え…いいの?」
「いいの!…さて…あとはテツヤさんですねぇ…欲しい物、ありませんか?食べ物とかでもいいんですよ?さつきちゃんも何かあったら言ってくださいね〜」
それから3時間後。
俺達はすごい量の荷物を持って車に乗り込んだ
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