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フジキヨ【話はすぐ変わる】
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「あのさぁ、キヨ」
「んー?」
「家から出なさ過ぎじゃない?」
「んー」
キヨの身体を心配して言っているというのに..!
俺に寄り掛かりテレビを観ながら適当な返事を返すキヨは、俺の恋人だ。
だから空いている日は俺がキヨの家に出向いている。
「たまにはさー外行って遊んできた方がいいべ?
身体の事も考えてさー」
「いーや大丈夫。俺健康だもん」
「あのねぇ...」
こやつ話を聞く気無しかよ...!
...それならっ!!
「キヨー、デートしに行こー?」
俺はキヨを軽く抱きしめる。
キヨの身体が少しだけ反応し、キヨは顔をこっちに向けた。
「...デート?」
おぉ反応した!これならイケるかも。
「うん!デートしよ!」
するとキヨはまたテレビの方に顔を戻した。
「...いや、やっぱいい」
...
「..何でよぉおおお!!」
「うぐっ、ぅえ!?」
おもいっきりキヨを抱きしめるとキヨは変な声を出した。
何でよ!!俺のどこが悪いの!!言われたら直す様に努力するよ!?
「何でよぉおお..俺キヨとデートしたいぃ...」
何か目的変わったけどまあ良し。
今はデートが最優先事項なんだ!
「だって」
「?」
キヨは一旦間を置いて...
「...家の方、がフジとデート出来る..から」
キ、ヨ...
顔真っ赤で....
「ったっ、確かにっ!」
思わず変なテンションで同意してしまった。
「家の方がいつでもちゅー出来るしもしスイッチ入ってもいつでもえっち出来るしぃっ!!」
「だっ、だろぉ!?俺頭良いっしょぉ!?」
キヨもテンションが変になってる。声の裏返り様がヤバい。
ごほんっ、とわざとらしい咳をキヨはすると人差し指を立て、ぐいっと迫ってきた。
「...だからっ家の方が、俺は良いと思います!」
..ったくもー...
「本当に可愛いんだからっ!」
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