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Side.冬 9
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俺はもっと手の施しようが無いほど、
心が粉々になっていて
音の優しさが重いと感じた。
彼を依存させておきながら、
俺は、
遠ざけようとした。
そうやって音はだんだん俺以外と会わなくなっていき、
父親が病に伏せっても、我関せずだった。
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