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梨斗くん*.
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__
「で、何があった?これに書いてみ」
紙とペンを渡すと梨斗くんが少し躊躇いがちに文字をかきはじめた .
『今日、街まで君を探しに行ったんです
そしたら知らない人に話しかけられて、僕話せないから すごく怖くて 』
震えた字でかかれていた
「ごめんな、俺のせいで。 怖かったよな」
少し考えたようにして続けられる
『 本当です、 怖かったです、だから』
「うん?だから?」
『抱き締めてください。』
…可愛すぎかよ .
ぎゅ、
…あ、梨斗くん笑ってる .. かわいい ..
あれ、俺なんでこんなにドキドキしてんだろ..
口ちっせぇ、本当……キスしたい __
気付いたら梨斗くんに口付けていた
「…っ~!! 」
…あぁ、本当に可愛い .
声、ききたい ..
「っ、っっ.. !! ~…っ、…」
舌を絡めとって深く欲望のままに貪った .
「…はぁ」
どちらの吐息か分からない、必死に酸素を取り込む音が響く .
…やって、しまった ..
なんで、こんなことしたんだ ..
梨斗くんが泣いている .
怖いから抱き締めてと行ってきたのに、また怖がらせてしまった。自分自身が怖がらせてしまった。
「ごめん .. 頭冷やしてくる」
_グイッ .
「なっ ..」
梨斗くんが俺の服の裾を引っ張っている
「… 梨斗くん?」
『いかないで』
「へ?」
『だから、ここに居てください、って。』
…なんで、そんなに寂しそうな顔をしてるんだ..
「俺が怖くないの?」
『さっき、キス されたのは驚きました
だけど 嫌じゃなかったです』
「…それって ..」
梨斗くんが にこ、とひとつ笑いを溢したのが
それ以上何も言うなと伝えているようでその先は何も言えなかった .
『少し僕のことを話します 。』
「梨斗くんのこと?」
『僕の小さいときの話です』
「なんで突然 .. ?」
『さっきのが嬉しかったからですよ』
そう言って恥ずかしそうに笑った .
.. やめて、梨斗くん。
勃つから…ほんと..... 、
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