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あの後少し残って仕事を済ませた。
今日は久しぶりにビールでも買って飲むかぁ。
本当にただの気まぐれだったかもしれない。
いつもだったら次の日仕事があるときビールなど酒類は買わない。
だけど、なんでだろうか。
この時俺は、いつもは通らない道、いつもは行かないコンビニに導かれて行った。
寄り道してビールと少しばかりのおつまみを買って家に向かっていた。
のんびりしていたためとっくにあたりは暗くなっていた。
こんなとこに公園あったけ……?
ぼぉーっと歩いていたら暗闇の中ひっそりと静かに、でも一歩でも踏み入れたら戻ってこれないと連想させられるほど真っ暗な公園が目に入った。
キィ………キィィ………キィ………キィィ………
ブランコ?
こんな時間にブランコが揺れてるのは人が乗っているのか或いは見えてはいけない何かの力のどちらかしないわけで。
恐る恐る公園に近づきブランコを確かめた。
「………………子供?」
俺の目にはブランコに乗ってる小柄な影が見える。
人間だと分かれば怖いものなどないわけで。
「あの、こんな時間にここで何してるの?」
「?」
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