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「それでは本題に入りましょうか、社長?」
にんまりと俺を見てワイングラスを揺らしてる
テーブルの上には桜真が買ってきたもので溢れてる
さては、はなっから家に上がるつもりで来たな
「それじゃあ、桜真先生に聞いてもらおうかな。」
「ちょっと馬鹿にしてるでしょ~!」
おちゃらけた桜真を見てたら肩の力が抜けた
「ふっ、、ははっ笑
いつもの自分に戻れた気がするよ、ありがと。」
「社長は僕らの社長なんです。だから1回も休んでない社長が休んだだけでも心配だったのに男の子拾ったって、、、僕と麗さんすんごい心配したんですよ!
植山さんは何故か悟ったような顔してましたけど、、」
意外と結構見られてるもんなんだな
そして俺分かりやすいのね、、、
「社長なのに心配かけちゃって申し訳ない。
でもそこまで気にしてくれてること知らなかったから知れてよかった。」
もっと3人を大事にしようと思った
大事な仲間として守ろうと
俺はまだまだ社長っていう器じゃないな~
「で!」
「で?」
「言ってた男の子はどこにいるんですか?」
いつもは何をいうか考えて分かりやすまとめて伝えてるけど
今上手く伝えられるかも少し不安
でもこのよく分からない感情の名前を知りたい
「話が終わったら感想聞かせてね。」
「任せてください!!!」
この時”彼”はもっと苦しんでいた
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