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トドおそ1話『酔う』
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今日、始めておそ松兄さんと2人きりでビールを飲んでおつまみを食べてる
他の兄さん達はチビ太のおでん屋に行っちゃったんだよね?僕とおそ松兄さんがパチンコから家に帰ってくるのが遅いからって置いて行くなんて最悪。
だと思ったんだけど
おそ松兄さんが「トド松、冷蔵庫にビールあるし今日は2人で飲もうぜ?おつまみもあるしなぁ」
明るく元気に微笑みながらそう言うおそ松兄さんを見て苛立った気持ちは薄まって消えた
で、今現在...おそ松兄さんはビール6本目...
頬が林檎のように赤いしさすがに飲み過ぎでしょと思った
トド松「おそ松兄さん、飲み過ぎだよ?身体に悪いから、今日のビールはこれで止めにしよう」
おそ松「うぇー?んでだよぉ、別にいいだろー」
しくっと小さくしゃっくりを上げるおそ松を見て
ーーーいやいや大丈夫じゃねぇよーーー
と内心で悟った。トド松は頑なに引かずにする
トド松「ダメだって、だって顔が林檎のように赤いよ?だからストップね」
おそ松「はぁー?ざけんなよ?俺は飲みたいのー、アンちゃん、ケチつけんなよぉ、えぇ?」
トド松「...おそ松兄さん」
肩に手をまわされ酔っ払ったサラリーマンのような言い方に口端を引き吊らせ呆れるトド松。
おそ松兄さんと2人きりで飲めたのは
嬉しいがまさかこんなにたくさん酔うほど飲むとは思わなかったため嬉しさから戸惑いの色に変わる
おそ松「なぁートド松、兄ちゃんのお願いだよー」
おそ松の顔が近いため、トド松は目を見開き目を逸らす
ーーー顔、近っ...それにアルコールの匂い...ーーー
密着された身体から伝わる、おそ松の温かい体温にトド松の耳から聞こえるおそ松の息。どれもがこの今の状況からトド松の理性を高めてく
おそ松「んー、トド松...俺だけじゃ不満なの?~...俺は嬉しいのになぁ...」
トド松「っ!不満、じゃないよ」
おそ松の口から紡ぎ出た言葉にトド松の鼓動を早める。目を逸らしたまま違うと言えばおそ松は赤みがかかった顔で笑ってトド松の唇に優しくキスをする
おそ松「すげぇ...嬉しい...」
トド松「~...」
おそ松の仕草と行動と言葉にトド松は言葉が出ないが溜め息を盛らしておそ松の唇に自分の唇を深く重ねる
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