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「グレイリア皇帝国?」
兵士の言葉にカカリアは考え込む仕草をした。どうしたんだ?
「こんなときにバイオニア帝国のライバルが兵士をつれて攻めてくるなんてぇ……まいるねぇ~」
「セツ、千里は使える?」
セツナ「あぁ〈千里眼〉
防護シールドが邪魔だけど見える。
敵は、ざっと1000ちょっとだな。その中には魔法使いもいる。魔法使いの人数は約80対する、バイオニア帝国の兵士はまだ100人くらいしか出てきてないな。あんまり、好戦的な戦い方じゃないな。あっ、皇女を人質に捕られてる。
ん?なんだあれはッ!いっつ!」
千里眼は全てを見通せる目を限定的に手に入れられるが、その変わりに使い終わったあとは頭と目に激痛がはしる。
まぁ、一瞬で治まるけどな、いてぇわ。
「これ以上は、無理そうだな。
しょうがない、俺たちはこのまま自力で城の外まで出て飛行艦まで転移するぞ」
しかし、カカリアの言葉を聞いていた貴族たちは俺たち四人に避難の目を向けた。
周りでは来賓である貴族たちが発起して、戦おうとしているのに!といったことだろう。
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