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俺が転移した場所は、ヴァルキリアの制御と各員に命令を下す、ヴァルキリアの心臓部である指令制御室だった。
「うわっ!ちょっ、艦長!?」
あっばっ!騎士天使のまま、来ちゃった。分析士に羽根がぶつけるところだったぜ。
通信「艦長!ご無事で何よりです」
操縦士「良かった。あの人ら、いきなり現れたかと思うと、いきなり倒れて……命に別状はないらしいですが、暫くは安静らしいですよ」
しばらく安静か……
セツナ「〈モード、解錠〉
通信士、通信を俺に返してくれ……」
俺は、館長椅子に置いてあるヘッドマイクをつけると、スイッチを入れて言った。
セツナ「全部署、お疲れさんだったな。特に今現在も頑張って動いてる、医務科の皆、俺の勝手で色々悪いな……
と言うことで、本艦は只今より、我が屋敷ではなく、国の方に帰還する。
ヴァルキリア、発進!」
俺は、静かにスイッチを切ると、艦長の椅子の上に死んだように寝た。
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